山海経を読もう!No,12 海内経海内北経編

山海経は不思議の宝庫です。その内容は地理から不気味な生き物まで様々な内容が書かれています。山海経は山経と海経に大きく分かれており、現在では合計18経が残っています。今回はその山海経の内、海経の海内経、海内南経をホンヤクこんにゃくを食べたつもりになって翻訳してみました( ´∀`)

山海経翻訳シリーズNo,12 海内経海内北経編です。

山海経の概要に関しては以下をご覧ください!

山海経:中国の妖怪はここから来ている!妖怪のネタ帳として有名な山海経

山海経のその他の翻訳に関しては以下をご覧ください!

山海経翻訳まとめページ

  • 翻訳文

海内は西北の隅から東にかけての国家地域で、山丘河川の状況は以下に示すとおりである。

蛇巫山の上面には人がおり、棍棒で東を指して立っていた。別の言い方をすると、蛇巫山は亀山と言う。

西王母は小さな机にもたれかかり頭には玉勝を乗せていた。西王母の南面には三羽の勇猛でよく飛翔する青鳥がおり、西王母のために食べ物を探していた。西王母と三青鳥のいる場所は崑崙山の北面にある。

三青鳥に関しては以下をご覧ください!

大行伯という神がおり、手に長矛を握っていた。大行伯の東面には犬封国があった。貳負の屍は大行伯の東面にあった。

犬封国は犬戎国とも言い。そこに住む人は皆犬のようであった。犬封国には一人の女性がおり、地に跪いて人に向かって酒と食べ物を捧げて献上していた。そこにはさらに文馬がおり、白色の体に紅色の鬣をしており、眼は黄金と同じように燦燦と輝いており、名を吉量と言い、その上に乗った者は千年の長寿を得るという。

鬼国は貳負の屍の北面にあり、そこに住む人は人面で目が一つであった。別の言い方をすると、貳負神は鬼国の東面におり、貳負は人面で蛇の体をしていた。

貳負に関しては以下をご覧ください!

蜪犬の形状は一般的な犬であり、全身は青色で人を食べるが、人の頭から食べ始める。窮奇の形状は一般的な虎に似ているが羽が生えている。

蜪犬に関しては以下をご覧ください!

窮奇に関しては以下をご覧ください!

四凶(饕餮、窮奇、梼杌、混沌):中国神話中で暴虐の限りを尽くした凶悪な四凶神

窮奇は人を食べるが人の頭から食べ始める。まさに食べられている人の髪の毛が乱れている。窮奇は蜪犬の北面に居る。別の言い方をすると、窮奇は人を食べるときは足から食べ始める。

帝堯台、帝嚳台、帝丹朱台、帝舜台はそれぞれ二つの台座があり、それぞれの台座は四角であり、崑崙山の東北面にある。

大蜂がおり、形状はキリギリスのようであった。朱蛾がおり、形状は大蟻のようであった。

朱蛾に関しては以下をご覧ください!

蟜は人の体をしているが虎と同じ模様があり、脚には壮健なふくらはぎがあった。蟜は窮奇の東面にいた。別の言い方をすると、蟜の形状は人のようであり、崑崙山の北面を一人で占有していた。

蟜に関しては以下をご覧ください!

闒非は人面獣身で、全身青色であった。

闒非に関しては以下をご覧ください!

天神据比の屍は首を折られ頭髪が散乱しており、手が一本なかった。

据比に関しては以下をご覧ください!

環犬は野獣の頭部と人の体をしていた。別の言い方をすると、ハリネズミの様でありまた犬のようであり、全身は黄色であった。

環犬に関しては以下をご覧ください!

袜という怪物は人の体に黒い頭部をしており、目は上下に直列に並んでいた。

袜に関しては以下をご覧ください!

戎という人は人の頭をしており頭の上に三本の角があった。

林氏国に珍奇な野獣がおり、大きさは虎位で体には五彩の模様があり、尾は身体ほどの長さであった。名を騶吾と言い、乗ると一日千里を駆けた。

騶吾に関しては以下をご覧ください!

崑崙山の南面には、一辺が三百里四方の広大な林があった。

従極淵は三百仞の深さがあり、そのあたりには氷夷神のみ住んでいた。氷夷神は人面で二条の龍の乗っていた。別の言い方をすると、従極淵は忠極淵とも言う。

陽汚山は黄河の一支流が流れ出でる山であった。凌門山は黄河の別の一支流が流れ出でる山であった。

王子夜の屍体は両手両足、胸、頭、歯は全て分断され別々の地へ分散された。

帝舜の妻である登比氏は宵明と燭光の二人の女の子を生み、彼女らは黄河の近くの大澤中に住んでいた。二柱の女神の霊光はこのあたりの周囲百里一帯を照らしていた。別の言い方をすると、、帝舜の妻は登北氏とも言う。

蓋国は大燕国の南面、倭国の北面にあった。倭国は燕国に隷属していた。

朝鮮は列陽国の東面にあり、北面には大海があり南面には高山があった。列陽は燕国に隷属していた。

列姑射は大海の河州上にあった。

射姑国は海中にあり、列姑射に隷属していた。射姑国の西南面は山で囲まれていた。

大蟹が海中にいた。

陵魚は人面で両手両足があり、魚の体をしており海中で生活していた。大鯾魚(ほうぼう)が海中に住んでいた。

陵魚に関しては以下をご覧ください!

陵魚:手足が四本あって海に住んでいる人面の魚

明組邑は海島上にあり生活していた。蓬莱山は海中にそびえ立っていた。大人の交易市場は海中にあった。

大人に関しては以下をご覧ください!

  • 原文

海内西北陬以东者。
蛇巫之山,上有人操柸而东向立。一曰龟山。
西王母梯几而戴胜杖。其南有三青鸟,为西王母取食。在昆仑虚北。
有人曰大行伯,把戈。其东有犬封国。贰负之尸在大行伯东。
犬封国曰大戎国,状如犬。有一女子,方跪进柸食。有文马,缟身朱鬣,目若黄金,名曰吉量,乘之寿千岁。
鬼国在贰负之尸北,为物人面而一目。一曰贰负神在其东,为物人而蛇身。
蜪犬如犬,青,食人从首始。
穷奇状如虎,有翼,食人从首始。所食被发。在犬北。一曰从足。
帝尧台、帝喾台、帝丹朱台、帝舜台,各二台,台四方,在昆仑东北。
大蜂,其状如螽;朱蛾,其状如蛾。
蟜,其为人虎文,胫有【綮糸换月】。在穷奇东。一曰状如人,昆仑虚北所有。
阘非,人面而兽身,青色。
据比之尸,其为人折颈披发,无一手。
环狗,其为人兽首人身。一曰蝟状如狗,黄色。
袜,其为物,人身黑首从目。
戎,其为人,人首三角。
林氏国有珍兽,大若虎,五采毕具,尾长于身,名曰驺吾,乘之日行千里。
昆仑虚南所,有泛林方三百里。
从极之渊深三百仞,维冰夷恒都焉,,冰夷人面,乘两龙。一曰忠极之渊。
阳污之山,河山其中,凌门之山,河出其中。
王子夜之尸,两手、两股、胸、首、齿,皆断异处。
舜夷登比氏生宵明、烛光,处河大泽,二女之灵能照此所方百里。一曰登北氏。
盖国在钜燕南,倭北。倭属燕。
朝鲜在列阳东,海北山南。列阳属燕。
列姑射在海河州中。
射姑国在海中,属列姑射。西南,山环之。
大蟹在海中。
陵鱼人面,手足,鱼身,在海中。大鯾居海中。
明组邑居海中。逢莱山在海中。大人之市在海中。

出典:baidu

下のリンクをクリックすると中国の神獣や妖怪をまとめたページへ移動します。

中国の神獣妖怪のまとめページ

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク