山海経を読もう!No,9 海外経海外東経編

山海経翻訳シリーズNo,9 海外経海外東経編です。

山海経の概要に関しては以下をご覧ください!

山海経:中国の妖怪はここから来ている!妖怪のネタ帳として有名な山海経

山海経のその他の翻訳に関しては以下をご覧ください!

山海経翻訳まとめページ

海外東経はちょっと短いですが、こちらも他の海外経と同様に不思議な人々が沢山出てきて面白いですね( ´∀`) 突然十個の太陽が出てきてますが、これは有名な神話です。扶桑は東の果てにあり太陽はこの木から昇ると言います。堯の時代、十個の太陽が現れ大地を焦がし、大英雄后羿により一つを除いて全て射落とされました。

古くは太陽は鳥に、月は兎に例えられてきました。そして太陽の中には三本足の鳥、三足鳥がいると信じられていました。神話中で羿が射落とした太陽は実は鳥だったのです。月の兎は今でもおなじみですが、太陽の鳥は今ではもう忘れ去られています。

三足鳥に関しては以下をご覧ください!

三足鳥:太陽の中に住んで大空を自由に飛び回った神鳥

  • 翻訳文(注:■は現在使用できない漢字です。)

海外は東南の隅から東北の隅の国家地域で、山丘河川は以下に示す通りである。

jie丘、ここには遺玉、青馬、視肉の怪獣がおり、楊柳樹、甘柤樹、甘華樹があった。甘い果実を実らせる木が育つ地方で、東海のあたりにあった。二つの山にが■丘を挟んでおり、上面には樹木があった。別の言い方をすると、■丘は嗟丘である。さらに別の言い方をすると、各種の果樹がある地方は、帝堯が埋葬された地の東面であった。

堯に関しては以下をご覧ください!

堯:お酒や囲碁を発明したという聖人で五帝の一

大人国はその北面にあり、そこに住む人々の身長は高く、船上に座り船をこいでいた。別の言い方をすると、大人国は■丘の北面にあった。

奢比屍国は大人国の北面にあり、そこに住む人々はみな野獣の体に人の顔をしており、耳が大きく、耳に二条の青蛇を掛けていた。別の言い方をすると、肝榆屍神は大人国の北面にいた。

君子国は奢比屍国の北面にあり、そこに住む人々は衣服を着て帽子をかぶり帯剣しており、野獣を食べた。二頭の花紋虎を身辺に置き、人のために遠慮して譲ることを好み争わない。そこには薫華草があり、早朝に開花し晩にしぼむ。別の言い方をすると、君主国は肝榆屍神の北面にあった。

虹霓(こうげい)は俗称で美人虹という。古人の説によれば、虹は二つ出て色が鮮明である方を雄であるという。虹と称するはその北面にあり、その各端にはどちらも二つの頭が有った。別の言い方をすると、■■は君主国の北面にあった。朝陽谷に天呉という神人がいた。いわゆる水伯である。水伯は爫爫の北面の二条の水流の中間に住んでいた。水伯は野獣の形状で八個の頭部があり皆人面で八個の爪、八本の尻尾、背中は青の中に黄色を帯びている色をしていた。

青丘国はその北面にあり、そこには狐がおり四本の爪と九条の尾があった。別の言い方をすると、青丘国は朝陽谷の北面にあった。

九尾狐に関しては以下をご覧ください!

九尾狐:元々はおめでたく徳の高い神獣とされていた青丘山の九尾狐

天帝は堅亥に命令し、歩幅で大地の測量を行わせた。最東端から最西端まで歩き、五億十万九千八百歩であったと言う。堅亥は右手に算筹(さんちゅう)を持ち左手で青丘国の北面を指した。別の言い方をすると、大禹が堅亥に命令し大地の測量を行わせた。さらに別の言い方をすると、測量の結果は五億十万九千八百歩であった。

大禹に関しては以下をご覧ください!

禹:黄河の治水を成功させた大英雄で夏王朝の建立者

黒歯国はその北面にあり、そこに住む人々の歯は漆黒であり、稲米又は蛇を食べており、さらに一条の紅蛇と一条の青蛇があり、その身辺を囲んでいた。別の言い方をすると、黒歯国は堅亥の場所の北面にあり、そこに住む人々の頭部は黒く、稲米を食べ蛇を駆使する。その中の一条の蛇は紅色であった。

下方には湯谷があった。湯谷には一本の扶桑樹があり、十個の太陽が入浴する場所で、黒歯国の北面にあった。大量の水を湛えた中間にある大きな樹木に九個の太陽が下の枝に、一個の太陽がその上枝に止まっていた。

雨師妾国は湯谷の北面にあった。そこに住む人々は全身黒色で、両手にそれぞれ一条ずつ蛇を握っていた。左の耳には青色の蛇を掛け、右の耳には赤色の蛇を掛けていた。別の言い方をすると、雨師妾国は十個の太陽の場所の北面にあり、そこに住む人々は黒色の体で人の顔をしており、それぞれの手に一匹ずつ亀を握っている。

雨師に関しては以下をご覧ください!

黄帝を苦しめた中国最凶の風神、雨神コンビ、風伯と雨師

玄股国はその北面にあり、そこに住む人々は魚の皮で作った衣服を着ており、カモメの卵を食べて、二羽のカモメを身辺に置いていた。別の言い方をすると、玄股国は雨師妾国の北面にあった。

毛民国はその北面にあった。そこに住む人々は全身長い毛でおおわれていた。別の言い方をすると、毛民国は玄股国の北面にあった。

労民国はその北面にあり、そこに住む人々は全身黒色であった。労民国は教民国とも称した。別の言い方をすると、労民国は毛民国の北面にあり、そこに住む人々の顔や目や手足は全て黒かった。

東方の句芒神、鳥身人面で二条の龍に乗っている。

句芒に関しては以下をご覧ください!

句芒:扶桑に住んでいて生き物の成長と繁栄を司る春の神様

以上

出典:baidu

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