1970年代の中国の原風景を撮った写真を集めてみました。牧歌的な光景ですね( ´∀`) 鄧小平の改革解放(1978年から)が始まる前の共産主義全盛で、まだがつがつしていないのどかな感じが伝わってきます。改革開放が始まると農作物の個人販売が認められて今では死語になっている万元戸という小金持ちが出始めます。中国の年配の方にはこの時代を懐かしむ方も多くおられ、中国がまだまだのんびりしていた時代です。
崖の上で下を見つめる男性。軍人で歩哨の任務中とかでしょうか。
モンゴル方面の遊牧民の生活です。この付近は今でも変わってないような気もします。
今にも崩れ落ちそうなかなり古い建物です。人は住んでいるのでしょうか?右下には豚が写っていますが、放し飼いにされています。
川岸に作られた更地の港。漁船っぽいですが、荷物を運ぶための運搬船にも見えます。港として使われていますが、整備はされておらず船を係留できる場所に無理やり係留しているようです。
海水浴の風景。人々で結構にぎわっています。
道路脇にたたずむ人たち。果たしてみなさん何を見ているのでしょうか?
住宅街の写真です。まだまだ高い建物はあまりありません。
川なのか放水された工業用水なのか、高地にある川が滝のように流れ落ちて低地にある川に合流しています。低地にある川は泡立っているので、界面活性剤などが混ざっているようです。
川を船で移動している人たち。竹を組んで作っているようです。
棚田の田植え風景。
田んぼで作業をしている人たち。南の方だと思います。
おじいさんとお孫さん?菜の花が咲いているので春先にとられた写真のようです。
ご老人の写真。
出典:新华社
どの写真も今の日本では見られない風景ばかりですね。このころの中国はどんなだったのだろうかと想像してしまいます。中国の方の中では毛沢東時代を懐かしむご年配の方もいらっしゃいますので、人によっては古き良き時代だったのでしょう。最も目を引いたのが、かぶっている帽子がドラゴンボールのウーロンだったということです。初期のドラゴンボールは中国をモチーフにしていたのでウーロンの衣装もこの時代の中国の帽子や服装から来ていると思います。