サメの宿命、止まれないサメ

サメの世界に信号機を作ったら、おそらくサメは絶滅してしまうでしょう。なぜならサメは止まると死ぬからです。これはサメのエラに関係しています。エラは魚の肺で、ここから酸素を取り込んでいます。酸素は一般的に水に溶けにくいので、水中の酸素濃度は非常に低いです。金魚などを観察していると、止まっているときでもエラをパタパタ動かしています。これにより、エラに酸素を取り込んでいます。つまり、少ない酸素を効率よくエラから取り入れるために、パタパタ動かしているのです。さらには、魚は体内でできたアンモニアを尿素に変えて毒性を低くすることができないので、エラから排出します。アンモニアを尿素に変えるよりも、水中に住んでいるので、水に溶けやすいアンモニアをエラから体外へ直接排出したほうが効率がいいためとも言えますが、いずれにせよエラをパタパタできないと、金魚でもエラにアンモニアがたまりアンモニア中毒に陥ってしまいます。

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エラにはこの酸素の取り込みと、アンモニアの排出の2つの大事な機能があります。サメのエラも例外ではありません。ではなぜサメは止まれないかと言いますと、サメのエラは切れ込みが入っているだけの単純なものなので、パタパタができないからです。ですので、泳ぎ続けて新鮮な海水をエラに流し込み続けないといけないのです。つまり、止まると酸欠で死にますし、わずかに酸素を取り込めて生き延びてもアンモニアが排出できないのでいずれにせよ死にます。ですので、泳ぎ続けなければなりません。

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