絶滅していて本当にありがとうと思うような巨大生物達の激ヤバ画像集

地球上で生命が誕生して進化する過程で様々な危険な動物が生まれては絶滅してきました。これまでに化石が見つかっているかつて地球上に存在した動物達を再現した、巨大生物達の激ヤバ画像集です。どの生き物もリアルには絶対に出会いたくありません。

1. 巨大ワニ

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プルスサウルス(Purussaurus)は800万年前の南アメリカに住んでいて、13メートルまで成長します。現代で最も大きいワニの体長のなんと2倍です。体長が現代のワニの2倍なら、 ヤバさも2倍です。

2. 1メートルのサソリ

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プルモノスコルピウス(Pulmonoscorpius)は前脚に爪を持ち、刺すことの出来る尻尾を持った現代のサソリと大変よく似ていますが、違いは1メートルあるということです。

もしこの蟲が家に入ってきた場合、尻尾を持って外に投げ捨てることが出来ないのみならず、むしろこっちが尻尾で投げ捨てられそうな激ヤバな動物です。

3. 巨大ヤスデ

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アースロプレウラ(Arthropleura)は体長が二メートルあるということを除いて、現代のヤスデに似ています。巨大昆虫は石炭紀の化石から多く見つかります。石炭紀は約3億年前で、この時代の地層から石炭が多く産出されます。なぜならこの時代は温暖で植物が繁栄していたからです。その植物が石炭となりました。

植物が繁栄すると、大気中の酸素濃度が上昇して、当時の酸素濃度は35%に達していたといわれています。この高い酸素濃度のおかげで昆虫が巨大化できました。昆虫は器官で呼吸しますが、身体が大きくなっても器官の大きさはそれほど大きくならないので、体が大きくなると呼吸から必要な酸素量を調達しにくくなるため、酸素濃度が低いと大きくなれません。(ナナフシみたいに細長ければ多少は大きくなれます。)現代の20%程度の酸素濃度ですと、せいぜい手のひらサイズの大きさです。

それにしても、2メートルは大きすぎです。これらの蟲たちが現代に生きていたらきっとこんな光景も見られたことでしょう。

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4. サソリのように刺す尻尾を持ったクモ

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アターコプス(Attercopus)は糸で巣を作ることが出来る最も初期のクモとして知られています。しかし、同時にサソリのような尻尾も持っています。クモの嫌な部分とサソリの嫌な部分を持っているので、それらが合わさって更に恐ろしい蟲が出来上がっています。

5. メガシャーク

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メガロドン(Megalodon)は20メートル近くまで大きくなります歯のサイズが人間の大人→”人間の大人の手のひらく”らいあります。近年の目撃報告から、ネス湖のネッシーのようにこのサメが絶滅しておらずまだ生きていると考えている人も多くいます。

6. 水に住むサソリとヤスデのハイブリッド、Jaekelopterus

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風の谷のナウシカに出てきそうなこの蟲は綺麗な水の中に住み、2.5メートルにまで成長します。

ある科学者が科学雑誌Natureに言ったところによると、”彼らは恐らく獲物を待ち構えてじっと待ち、獲物が目の前を通りかかると捕まえて、引き裂いて細切れにした後にぱくぱく食べてしまいます。”ということらしいです。

7. 巨大ピラニア

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メガピラニア(Megapiranha)は800万年から1,000万年前の間に生息しており、1メートル程度まで成長しました。現代のピラニアでさえ悪夢なのに、巨大ピラニアがいるとしたらどこの水場でも絶対に近づきません。

8. 史上最も長いヘビ

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ティタノボア(Titanoboa)は体長13メートル、体重1トンにまで成長し、6000万年前に熱帯地方で生きていました。このヘビは現代のヘビのように獲物を締め付けますが、その締め付け方は恐らく史上最も恐ろしく、歯磨き粉のチューブみたいに獲物を搾ります。激ヤバというか、この大きさになるとむしろ人間は腹の足しにもならないのかもしれません。

9. 巨大トンボ

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メガネウラ(Meganeura)は端から端までの羽の長さが70cmと人間の腕の長さほどもあります。

ジャムサンドイッチを食べているときに、襲撃されてジャムサンドイッチを奪われないために、オールほどの大きさのハエたたきが必要となります。

10. エビとイカに歯を増やして合体させたような巨大生物

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アノマロカリス(Anomalcaris)はエビの様な殻と尻尾を持っていますが、触手に歯があることを除いては触手と目はイカのようです。体長は60cmほどで、5億4千万年程前に生きていましたが、科学者達はもっと大きいのがいた、と考えています。波打ち際を歩いているときに、この古代のワラジムシみたいな肉食の生き物が足に襲い掛かり、その歯のある触手を巻き付けて足を食べてしまいそうです。

アノマロカリスはカンブリア大爆発の生物が多様化した時期に現れました。最初はエビとクラゲの化石だと思われていましたが、いつも同じような位置関係でエビとクラゲの化石が発見されて、よくよく調べてみるとそれはアノマロカリスの口と触手の化石で、一匹の大きな生き物の化石だった、といいます。

カンブリア期の生き物の化石が発見される場所としてバージェス頁岩などが有名です。

11. ばかでかい殻をもったイカ

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現存しているカメロセラス(Cameroceras)の殻の欠片から推測するに、この生き物は体長9メートル程度であったと推測されます。目はほとんど見えていなかったにもかかわらず、4億7千万年前では最も大きく、獰猛な肉食の生き物でした。

12. 人間と同じくらいの大きさのペンギン

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このペンギン(Palaeeudyptes klekowskii)は、3,700万年前に生息しており、高さ2メートル近くありました。現代で最も大きな皇帝ペンギンよりも更に大きく、抱きつくとくちばしで頭をつつかれてしまいそうです。

ちなみに、皇帝ペンギンの皇帝の名前の由来は、キングペンギンが発見されたときに、これが世界一大きなペンギンだ、ということでキングの名前がつきましたが、南極で更に大きいペンギンが見つかったので、キングの上の皇帝、エンペラーペンギンの名前が付けられました。

出典:buzzfeed

生き物の進化は面白く、興味を惹かれます。それと同時に面白いのが、生き物の進化に伴う地球環境の変化や地下資源の形成です。最初、地球上には酸素はほとんど無く、生き物は硫化水素などをエネルギー源としていましたが、海の中で光合成をするシアノバクテリアが現れて環境はがらりと変わりました。昔の海は鉄(Ⅱ)イオンが大量にあって緑色っぽかったといわれていますが、海中で光合成が進むと、海中に溶けていた鉄イオンが酸素により酸化されてだんだん透明な水になりました。酸化された鉄は海底に沈殿して鉄鉱石の鉱脈になりました。

シアノバクテリアは集まってストロマトライトという岩石を形成しており、ストロマトライトは現代でも海辺で見られます。また、硫化水素をエネルギー源とするバクテリアも多く見られ、海底の熱水噴出孔、いわゆるチムニーなどで繁栄しています。

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