月がなくなる日

地球の周りを回っている月は、常に一定に回り続けているように見えますが、実はそうではなく、毎年少しづつ地球から遠ざかっているのです。その距離は約3センチメートルです。100年で3メートルも遠ざかっていることになります。これはなぜかというと、月の重力が地球の海水に力を及ぼしているからです。


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月と太陽の位置により潮の満ち引きが起こりますが、この潮の満ち引きのエネルギーはどこからもたらされているかというと、月と太陽の引力です。特に月は地球に近く、潮の干満に及ぼす影響が太陽の3倍ほど大きいため、月の重力が主に海水を動かしています。このとき消費されるエネルギーは月の地球に対する位置エネルギーです。つまり、月は日々地球上の海水に対して位置エネルギーを消費し続けているのです。

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消費された位置エネルギーはと言いますと、月が遠ざかることでつり合いが保たれています。このままいけばいずれは月は地球から遠ざかり、太陽や他の惑星の重力の影響で地球から離れていくかもしれません。その前に太陽の寿命が来るかもしれません。いずれにせよ、果てしなく遠い未来では月の引力が地球の海水に及びにくくなり、潮の満ち引きが今よりも小さな振れ幅になることでしょう。


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月が遠ざかることは裏を返すと、太古の昔は月はもっと地球に近かったということです。満月は今よりも大きく、潮の満ち引きも大きく、満月の夜は明るく、さらに太古の地球上では月の位置で地球の重力が測定できるレベルで変わったと思われます。つまり、秤にものを乗せておくと、月の位置によってわずかに重くなったり軽くなったり値が振れたことでしょう。

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