サメには電気を感じ取る器官がある

サメは人間には無い特殊な器官を持っています。それは微弱な電気を感じ取る器官で、ロレンチーニ器官と言い、サメの頭部に沢山の小さな穴の先についています。この器官の感受性はたとえるなら、麻薬犬の鼻並みに鋭いということです。なんと、生き物が筋肉を動かしたときに神経を流れる微弱な電流をも感知してしまいます。

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一般的に海水中では海全体がアースされているので電位は0ボルトです。サメの頭部のロレンチーニ器官の電位もアースと同様に0ボルトだと考えられます。もしも、獲物の神経に電流が流れると、そこには電圧がかかっていることになります。つまり、獲物の筋肉の神経と、サメのロレンチーニ器官との間に電位差が生じて獲物とロレンチーニ器官との間に電流が流れます。この電流は本当に微弱です。


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神経の活動電位は数十ミリボルトくらいで、一回の信号でほんの0.1秒くらいしか持続しないと考えられます。そもそも、神経回路から外部へと漏れ出す電荷量などたかが知れています。いくら電気抵抗が低い海水と言えども、電流は獲物を中心として接地されている海底方向に広がると予想されるので、獲物から10メートルくらい離れていると、ロレンチーニ気管に到達する電流はほんのわずかになると予想されます(数千分の一程度?)。海中で拡散した電流を感知できるという凄まじい性能です。

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ガンダムで例えるなら、背後に獲物が居て見えなくても、額の部分にキュピーンと電流が走ったように背後の敵を感じ取ってしまうのです。まるでニュータイプです。どうでもいい話しですが、サメと電気ウナギが出会うとどうなってしまうのか興味がわくところです。

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コメント

  1. 塩せんべい より:

    電験とか 余裕ですか?