山海経、神異経、史記、捜神記など中国の古い文献の翻訳まとめページ

山海経

山海経のまとめページです。下の方のリンク先に翻訳ページがありますので是非ご覧ください!

山海経
山経 01南山経 02西山経 03北山経 04東山経 05中山経 五蔵山経
海経
06海外南経 07海外西経 08海外北経 09海外東経 海外経
10海内南経 11海内西経 12海内北経 13海内東経 海内経
14大荒東経 15大荒南経 16大荒西経 17大荒北経 18海内経 大荒経

山海経は古代の中国の神話、地理、植物、動物、鉱物、物産、巫術、宗教、医薬、民族など多岐に渡った内容が網羅されており、山経と海経からなります。

《山経》は《五蔵山経》五篇で一組となし、各地の山の方角や距離から水の流れ、産出する鉱物、住んでいる動植物を記述しています。

《海経》中の《海外経》四篇は一組を成し、外国各国の奇異風貌が記載されています。《海内経》四編篇も一組で、こちらも海内の神奇の事柄が記載されています。

《海経》中の《大荒経》は五篇で一組で、黄帝や女娲、大禹に関する神話がふんだんに記載されています。

第18篇の《海内経》は山海経の地理状況の総括であり、中国境内の地理地形や山系、水系、開拓区域分布、農作物生産、井戸の発明、楽器制作、民族移動、河川の開発及び中国国土の発展の基本的な枠組みについて書かれています。

また、山海経中には全て合わせて40の国、550の山、300の水道、100以上の歴史的な人物、400以上の神怪畏獣が記載されております。しかし、中国国内のどこであるかという地域については記載がありますが、その出来事がいつ発生したや、いつ調査したかなど時間に関しては記載がありません。

山海経に記載されている事柄の大部分は南から始まります。その後は西に向かい、今度は北、最後は大陸の九州中部に到達します。九州は四方を東海、西海、南海、北海に囲まれているとしており、異民族が住んでいます。

山海経の概要に関しましては以下をご覧ください!

山海経:中国の妖怪はここから来ている!妖怪のネタ帳として有名な山海経

  • 以下が翻訳ページへのリンクです。

山海経を読もう!No,1 五蔵山経南山経編

山海経を読もう!No,2 五蔵山経西山経編

山海経を読もう!No,3 五蔵山経北山経編

山海経を読もう!No,4 五蔵山経東山経編

山海経を読もう!No,5 五蔵山経中山経編

山海経を読もう!No,6 海外経海外南経編

山海経を読もう!No,7 海外経海外西経編

山海経を読もう!No,8 海外経海外北経編

山海経を読もう!No,9 海外経海外東経編

山海経を読もう!No,10 海内経海内南経編

山海経を読もう!No,11 海内経海内西経編

山海経を読もう!No,12 海内経海内北経編

山海経を読もう!No,13 海内経海内東経編

山海経を読もう!No,14 大荒経大荒東経編

山海経を読もう!No,15 大荒経大荒南経編

山海経を読もう!No,16 大荒経大荒西経編

山海経を読もう!No,17 大荒経大荒北経編

山海経を読もう!No,18 大荒経海内経編

神異経

神異経は構成や内容など山海経に似ていますが、よりファンタジー性が高いです。神異経に出てくるキャラクターの中では呑邪鬼など有名ですね。他にも食べると仙人になれるという不思議な食べ物なども沢山書かれており、非常に面白い話ばかりです。

神異経を読もう!神異経を翻訳してみた。

史記

史記に関しては神話に関わる五帝本紀と夏本紀のみです。商時代からは考古学上実在していたと結論付けられていますので、実際の歴史となります。夏王朝は個人的には存在していた可能性が高いと思っています。なぜなら、商王朝の建国の200年前程前に夏王朝が建国されていますので、商王朝建国からそれほど時間は経過しておらず、実際の記録が残っていてもおかしくはないと思うからです。

実際に中国各地で夏王朝頃の大規模集落の遺跡も発掘されることもあり、夏王朝最後の帝である夏桀はいたんだろうな、と想像しています。夏王朝の始祖である禹が実在していたら帝舜や帝堯なども存在した可能性ってもしかしたらあるのかなどと想像するだけで楽しいですね( ´∀`) 実際の歴史をありのまま書き残したかった司馬遷が実在したかどうか怪しんだ五帝たちでしたが、図らずも事実を書き残したことになります。

史記を読もう!三皇本紀を翻訳してみた。

史記五帝本紀を読もう!司馬遷の五帝本紀を翻訳してみた。

史記を読もう!夏本紀を翻訳してみた。

捜神記

捜神記は中国語の文章をネット上で見つけたので現在頑張って翻訳しています。かなり長いですが、順次アップしていきます。あと少し…。

捜神記の概要に関しては以下をご覧ください!

捜神記:中国の様々な伝説が記されている貴重な書物

捜神記の翻訳

第一巻:捜神記を翻訳してみた

第二巻:捜神記を翻訳してみた

第三巻:捜神記を翻訳してみた

第四巻:捜神記を翻訳してみた

第五巻:捜神記を翻訳してみた

第六巻:捜神記を翻訳してみた

第七巻:捜神記を翻訳してみた

第八巻:捜神記を翻訳してみた

第九巻:捜神記を翻訳してみた

第十巻:捜神記を翻訳してみた

第十一巻:捜神記を翻訳してみた

第十二巻:捜神記を翻訳してみた

第十三巻:捜神記を翻訳してみた

第十四巻:捜神記を翻訳してみた

第十五巻:捜神記を翻訳してみた

第十六巻:捜神記を翻訳してみた

第十七巻:捜神記を翻訳してみた

第十八巻:捜神記を翻訳してみた

第十九巻:捜神記を翻訳してみた

第二十巻:捜神記を翻訳してみた

第一巻:捜神後記を翻訳してみた

第二巻:捜神後記を翻訳してみた

第三巻:捜神後記を翻訳してみた

第四巻:捜神後記を翻訳してみた

第五巻:捜神後記を翻訳してみた

第六巻:捜神後記を翻訳してみた

第七巻:捜神後記を翻訳してみた

第八巻:捜神後記を翻訳してみた

第九巻:捜神後記を翻訳してみた

第十巻:捜神後記を翻訳してみた

捜神後記佚文:捜神後記を翻訳してみた

屈原の楚辞、天問

この天問はかなりマニアックです。屈原は楚の人で、愛国者として名高い人物です。端午の節句も屈原が発祥と言う中国では非常に有名な人物でもあります。

屈原の天問を読もう!この疑問が解ればあなたも中国神話上級者!!

下のリンクをクリックすると中国の神獣や妖怪をまとめたページへ移動します。

中国の神獣妖怪のまとめページ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

『山海経、神異経、史記、捜神記など中国の古い文献の翻訳まとめページ』へのコメント

  1. 名前:ミトラ 投稿日:2019/11/17(日) 19:39:10 ID:1b4b9f50d 返信

    大変興味深くためになるブログですね。僕はヘッケルの生物哲学とユング派の神話学を両輪として神話主義の探究をしています。
    http://bashar8698.livedoor.blog/
    フォローさせて頂きます。
    宜しくお願いします。

    • 名前:mango 投稿日:2019/11/18(月) 10:58:27 ID:14af9f57f 返信

      ミトラ様、管理人です。

      こちらこそよろしくお願いします^^