世界遺産とは?

  • 世界遺産(World Heritage)とはいったいなんだろう?

世界遺産の登録を管理している機関は国際連合のユネスコ(国際連合教育科学文化機関、United
Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)という機関です。世界遺産とは、このユネスコの総会で1972年に採択された、世界遺産条約に基づき世界遺産リストに登録されている物件を指します。登録の基準は遺跡、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持っていることです。日本で最初に登録された世界遺産は1993年の白神山地や屋久島、姫路城と法隆寺地域の仏教建造物の4つで、最近では、2013年に富士山が世界遺産に登録されて話題になりました。


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世界遺産と言っても実は文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類に分かれています。文化遺産は主に建築物、自然遺産は自然環境、複合遺産は文化と自然両方を兼ね備えている場所などです。また、世界遺産にはIDがあり、富士山のIDは1418です。富士山は自然遺産ではなく、文化遺産です。なぜなら、富士山は自然というよりも古くから日本人の間で信仰されてきた文化的な意味合いによるために登録されたからです。ちなみにIDの1はガラパゴス諸島で1978年に登録されました。ガラパゴスはまれな例で、2001年に、範囲が海洋区域まで拡張されて登録されなおしています。

特に文化遺産や複合遺産は、人類の歴史に深くかかわっているので、歴史の好きな方は文化遺産が好きな方が多いです。遺跡や城などから歴史を通して想像力を掻き立てられるからでしょう。楽しいですよね。一方で、壮大な自然が好きな方は、ガラパゴス諸島のような生物多様性に富んだ場所などを好む傾向があります。壮大な自然に身を置くと、自分の存在は非常に小さく感じられる場合があります。自然の凄さ、地球の悠久の活動の結果、作り出された傑作を見たいのなら自然遺産ですね。

  •  世界遺産ができた経緯

そもそもなぜ世界遺産を作ろうという流れになったかと言いますと、1954年に採択されたハーグ条約によります。この条約は、戦争などから文化財を守るための条約でした。少し前に終了した第二次世界大戦では、多くの文化財が破壊されました。人類が積み上げてきた文化や自然は人類共有の財産です。みんなで一緒に守っていこう、という条約です。その後、エジプトのダム建設に伴う遺跡の破壊の懸念などを通して、文化や自然保護の機運が高まり、1972年の世界遺産条約の採択となりました。


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2014年には世界遺産の登録件数が1,000件を突破した。2015年の第39回世界遺産委員会終了時点での条約締約国は191か国、世界遺産の登録数は1,031件(163か国)となっている

  •  世界遺産の登録と現在の世界遺産数

世界遺産に登録されるためには、10種類ある登録基準のどれか一つを満たす必要があります。もちろん複数を満たす場合もあります。2015年の時点では、世界163か国で1,031件登録されています。

  • 世界遺産好きにおすすめしたい検定、世界遺産検定

世の中には面白い検定があります。その一つが世界遺産検定です。持っていると何と大学入試のAO・推薦入試で優遇される場合もあるという、面白い検定です。知識を試したり、旅行業界でお仕事される方、大学受験の一環として受ける方、様々な方におすすめする試験です。ぜひ受けてみてください!

世界遺産検定

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