エネルギー問題も解決!?ステラレーターでの核融合の実験が本格的に開始される

今回、世界で初めてフルスケールのステラレーター核融合炉の稼働実験が行われ、将来的には核融合によって無尽蔵のエネルギーが供給できる可能性を示しました。


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この実験は、ドイツのグライフスヴァルトにあるマックスプランク研究所のプラズマ物理学の研究チームによって実施され、100万度もの高温プラズマを10分の1秒間持続することに成功しました。

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今回使用されたプラズマはヘリウムですが、この実験装置で核融合エネルギーを取り出すためには、同様の実験を水素プラズマで実施することが必要となります。

プロジェクトリーダーのThomas Klinger教授は、”ヘリウムの方がプラズマを作りやすく、維持しやすいので、水素ではなく来年度まではヘリウムガスでこのまま実験を続けます。”と語りました。

ベンゼルシュタイン7-Xと呼ばれているこの実験装置は、スーパーコンピュータによりデザインされ、人の手により9年間かけて組み立てられました。この実験装置で得られた結果に基づき、より安全で実用的な装置が開発される予定です。

この核融合炉は多大なエネルギーを生み出すことができるため、エネルギー問題を解決できる可能性を示し、我々の未来に明るい光を投げかけています。


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とはいえ、予算も莫大にかかり、そもそも反応炉内で高温プラズマを安定化させるのは非常に困難であるため、実用化は非常険しい道のりです。また、核分裂炉のようにメルトダウンの危険性があるわけではなく、事故が起こっても核融合反応が終わるだけで核爆発などは起こらないので、核分裂炉に比べると核融合炉の方が放射線も少なく安全であります。

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この核融合炉は反応炉の壁を高温プラズマから守らなければならないので、反応炉のデザインが難しいのが難点の一つです。デザインがねじ曲がったリング上であるのは、発生した高温プラズマを磁場により閉じ込めるためのデザインだからです。

しかし、マックスプランク研究所の科学者たちは必ず答えを見つけ出す、と前向きです。

出典:huffingtonpost

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