【中国の生活】クコの実の収穫時期の人々の様子

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毎年6月から9月にかけて、寧夏西海に住む婦女子たちがクコの実の収穫のために、寧夏中寧や青島、甘寧などの生産地に多くの人が集まります。鮮やかな赤いクコの実は彼女達家族の”幸運を呼ぶ実”となっています。

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イスラム教のラマダーン(断食)の終わりを祝うイド・アル=フィトルが過ぎた頃、虎娟さん一家4人は、出稼ぎから戻った父親を家に残して、200キロ離れた甘寧省靖遠にクコの実収穫のために出稼ぎに行きます。

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数年前、虎娟さんの家族は家を建てたので、その借金が4万元ほど残っており、また、三人の子供は学校へ行くのに毎月300元以上の必要で、彼女の家庭にとっては大きな出費です。彼女の母親はとうもろこしを作っていますが、この時期はまだ収穫できないため、家族を連れてクコの実収穫の出稼ぎにきました。

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虎娟さんと兄は市場に行って保湿クリームを買い、空のビンに移しています。三人の兄弟はみんな学校へ行っています。来年、虎洋さんは中学校に上がります。お母さんの李娜さんは都市の学校へ行かせたいと考えており、よりお金を稼ぐ必要があります。

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虎彪さんは都市部の学校へ行っており、週に一回家に帰ってきます。連絡をとるために700元で携帯電話を買いました。

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夜の11時ごろ、雇い主は王淑芳さん親子に給料明細を渡しています。二人は15日間で1547元稼ぎました。王淑芳さんは、熱くて辛かった、明日子供と一緒に家に帰ります、と語りました。クコの実は真っ赤に染まっていますが、収穫するための人が集まりません。雇い主にとっては頭が痛いです。ここ数年、そんな状態が続いています。

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クコの実を摘み取る仕事での生活は十分に辛いものです。雇い主は労働者に住居を提供しています。一人の雇い主の家には30人の労働者が住んでいるところもあります。労働者達は、13人が一つの部屋で生活することはすでに習慣になっています。

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クコの実の畑は、宿舎から少し離れています。雇い主は毎日農用車で送り迎えしています。最も多い時期で30人以上送迎します。

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労働者には決まった休憩時間はありません。雨の日や朝露が多いときは天候に応じて出発しますが、一度収穫が始まると、空が暗くなるまでずっと働きます。

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今年55歳になる馬秀蘭さんは河西省の同心からきましたが、パーキンソン病を患っており、時々手が震えます。自分でも抑えることが出来ないため、一緒に来た人たちの中で収穫の速度は最も遅いです。

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クコの実の農家はクコの実を日に晒して乾燥させるための大きなざるを準備する必要があります。クコの実を早く乾燥させるために、雨を避けます。

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摘み取ったクコの実は一度かん水につけた後、干されて完成します。

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午後に突然天気が変わりました。ここ数日35度を超える高温が続きましたが、これはクコの実の成熟にとってはありがたいことです。しかし、雨が降る前に摘み取れなかった場合、雨によりクコの実が柔らかくなってしまうのでその前に摘み取ってしまう必要があります。

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この日は朝からずっと雨が降っていたので、仕事は休みでした。昼食をとった後には、この一帯は涼しくなりました。

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三日続けて雨が降り、雇い主は8畝のクコの実を摘み取ることができず、収穫期を逃してしまいました。10数年前に農家の人たちが、寧夏の中寧で苗を購入した木です。育て方を教わって試行錯誤の結果、今では県内でも有数のクコの実の農村となりました。

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クコの実の収穫ない時期は、年長者は宿舎にとどまることを好みますが、若者は賑やかな市場に行きます。一人の労働者が跳跳球で遊んでいますが、このあたりは若者が多くて賑やかな音楽が流れています。

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晩御飯の後、市場に漢族の女性が音楽を鳴らしながらやってきました。彼女はここで労働者達に踊りを教えます。

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若者は晩御飯の後、いつも街へ行き、跳跳球で遊びます。53歳の馬蘭芳さんはどこにも行かずに一人でこの付近を散歩します。

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馬蘭芳さんは子供が結婚する予定ですが、礼銭が足りず、収入にも限りがあったためここで稼いでいます。クコの実の収穫以外では、彼女は毎年8月に内モンゴルでジャガイモ収穫に行きます。そこで生活し、毎日100元ほど稼ぎます。ジャガイモの収穫と比べてこちらの方が収入が多いです、と語ります。

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田萍さんは今年還暦を迎えた60歳で、三人の孫と一緒にきました。馬蘭芳さんは彼女とおしゃべりをしにきました。若い頃の思い出などを語り合い、両名とも感慨にふけっていました。一人は軍人で、一人は女子バスケットボールチームの選手でした。田萍は”今の社会は昔に比べて自由が多くよくなりました。昔はやりたくない生活をし、やりたくないことをさせられました。”と語りました。

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雨の日の朝、馬蘭芳さんは朝食を済ませると古蘭経の勉強を始めました。下の床には新しい入居者も加わって人が一杯でご飯を作るのも一苦労です。雇い主は馬さんのために数枚の板を持ってきて床の上に置きました。馬さんは、上は静かでいいです、と快適そうでした。クコの実の収穫も終わりなのですが、まだ6畝も残っています。

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クコの里では毎日雇い主の声が響いています。”早く計って帰ろう”。このような日々が数ヶ月続きます。クコの実、それは雇い主、労働者ともに”幸運を呼ぶ実”で、その収穫によりこの一年の生活が決まります。

出典:news.qq.com

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