【芸術】ガラスを使って海を表現した独特の作品が展示される

新しいアーティストに出会うことはいつもエキサイティングですが、ガラスという古くから身近に使用されている素材を使って芸術作品を作るアーティストに出会ったとき、それは驚くべき経験となりえます。Susan Maroszさんは昨年10月に the new Civic Center Greenで開催されたイベント“Art in the Park,”にこの華麗なガラス作品を展示しました。友人がSusanさんのブースを紹介したので観賞に行くと、一目でこのガラス作品に引き込まれました。45年間アート批評に携わってきた中で初めて見る技法でした。

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Maroszさんは、芸術はずっと個人の感動や知的な挑戦だと感じていました。彼女はコロラド州のアスペンで芸術家としての才能を開花させキャリアをスタートしました。




しかし、彼女のキャリアは順風満帆なものではありませんでした。自分のアート一本で食べていけずに家や商業地で日雇いの仕事もやりました。このときの生活が、何年もかけて彼女の感性を研ぎ澄まし、アーティストとして洗練されていきました。結局、彼女は海を描きたくてカリフォルニアのコロナデルマーに戻ってきて、そこで、海のみならず陸、スキーをガラス絵画の主要テーマにしました。

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彼女はアメリカ全土やヨーロッパを旅する間に、独特の表現法やその媒体となるものを探そうと思うようになりました。その媒体は、絵画としては余り用いられていませんが、古代より食器やグラス、装飾品に使用されてきたガラスでした。

様々に変化する特徴と、抗いがたい美しさで、ガラスは彼女のアートで独自の表現をされました。Susanさんはガラスの切り方、積層法、割り方、色の塗り方、結合法を独自の技術として考案しました。技術的なことは現在公表されていません。

輝く彼女の作品を見ていると、彼女がなぜガラス加工技術を秘密にしているにしているのかがすぐにわかります。彼女の作品自体が、この美しい作品を作るのに必要な手法に対する答えなのです。

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自然の風景はアーティストや見る人を喜ばせたり、インスパイヤーさせたりします。しかし、Susan Maroszさんにとっては、自然の景色は温かみやエネルギー、力、純粋さ、静けさといったものは、着想のための本質的な特性なのです。




彼女はこれらのコンセプトを楽しさ一杯の視的な体験に変える表現をします。また、自分の作品を見て、自然の中にいるような感覚と、宝石のようなガラスの輝きや深さを感じて楽しんでもらいたい、と語りました。

彼女の望みは、自分の作品を見た人が、彼女の芸術が表現する自然と、強い一体感を感じることです。スキーや海や大地、これまで作品にしたものすべては見てくれる人のためのものです。

Maroszさんのガラス絵画はアメリカ全土で商業的、個人的展示品として見ることが出来ます。

出典:newportbeachindy

ガラスを使った絵です。これまでガラスを使って描いた絵はステンドグラス等ありますが、ガラスの加工が難しいのか、精密な絵は見たことがありません。今回のスーザンさんのクリエイティブな点は、加工の難しいガラスを上手く加工したことにあります。細かく、正確に割って、適切な色同士のガラスをパズルのように組み合わせていく技術と、スーザンさんの芸術家としての美的センスと相まって素晴らしい作品に仕上がっています。




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