【北欧神話のミョルニル】トールハンマー発掘される!ルーン文字により判明

ノルウェー人の神話では、トールハンマーは、天にあり神々の住まう場所であるアスガルドを巨人の襲撃から守るといわれています。1000年以上前からこれまでに何千ものトールハンマーに似た複雑な作りのアミュレットが、ヴァイキングの世界全体で見つかっています。何年も研究者達は、このアミュレットがスウェーデン語で言うトールハンマーか、トールハンマーの模造品なのか、全くの別物なのかどうかはっきりとはわかりませんでした。

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今回、考古学者たちはデンマークのロラン島のKøbelevで10世紀のトールハンマーを発掘しました。そしてこの発見が、ヴァイキングの装飾にトール伝説の影響が見られる理由についての議論に終止符をうちました。
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最新の発見では、通常発見されるものと違ってルーン文字が彫られており、 ‘Hmar x is’すなわち’This is a Hammer'(これはハンマーだ)と読めたのです。”トールハンマーと十字架はよく一緒に発見されますが、これと同様にこれはアミュレットに二重の加護をもたらしているのです。、”とデンマーク国立博物館のPeter Pentz博士は語ります。

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Past Horizons.の報告によれば、このトールハンマーは青銅を鋳造したもので、表面に銀やスズ、金でメッキされたあとがあります。Pentz氏は、このハンマーのルーン文字のおかげで、これがヴァイキング文化の永遠のシンボルであるトールハンマーであることがわかったので、ルーン文字を書いた人に感謝しています。と語りました。
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このハンマーを作った人は、読み書きの出来る教養ある人でしたので、考古学者たちはこの人物に魅かれています。彼らはこのアミュレットから、読み書きが職人仲間の間に広がったことを読み取れる、と主張しています。ルーン文字の書いてある高さは3から7mmであり、これをアミュレットに彫るのには精密さが必要とされました。トールハンマーと同様に、考古学者たちは銀の針の破片やブローチを作るための型を再生しました。
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これらの発掘品から、このあたりに装飾品を作る作業場があった可能性があります。この発見を報告した博物館のLolland-Falster氏は、Købelevのこのヴァイキングの遺跡を掘り返す計画はありませんが、金属探知機による調査は進めていきたいです、と語りました。
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出典:dailymail

トールは北欧神話に登場する戦いの神様であり、主神であるオーディーンの息子です。そのトールが持っている武器であるハンマーをトールハンマーといいます。ハンマー自身の名前はミョルニルといいます。

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北欧ではトールは結構人気が高く、北欧の人たちは昔からアミュレット(お守り)として小型のトールハンマーを見につけていました。

一方で、昔のヴァイキングもこのハンマーに似た装飾品を身につけていましたが、これがトールハンマーにあやかったものなのか全く別物なのか不明でした。今回このトールハンマーなのかどうなのか良くわからなかったヴァイキングの遺物に、ルーン文字でこれはハンマーだ、という自己主張が書いてあるのが見つかったので、ヴァイキングが身に着けていたトールハンマーに似たものはやはりトールハンマーだった、という結論でした。




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