【宇宙】冥王星の衛星であるカロンに海があり生命がいた可能性がある。カロン表面の巨大な亀裂から推測。

冥王星の衛星であるカロンに生命がいた可能性

冥王星の衛星であるカロン表面に一度温められたことにより生じた海があるのではないか、とNASAが発表した。研究者たちはこの氷の衛星表面に見られる亀裂は、下に海があり、潮汐力により生じた可能性があると指摘した。この発見により、カロンに水が存在し、地球外生命体が存在する可能性が高いという。

カロン1

NASA基金の研究では、表面が割れているのならば、亀裂を解析することで内部が温められたのか、そしてその熱量が内部に海を形成し保持するのに十分なものであるかどうかがわかると言う。


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”我々のモデルを用いると、様々な形の亀裂はその下の氷の厚さに依存しており、衛星内部構造やその構造の変形しやすさ、さらには衛星軌道の変化が導ける。”と、メリーランド州、グリーンベルトにあるNASAスペースフライトセンターのAlyssa Rhoden氏は述べる。

”実際のカロン表面の観察と様々なシミュレーションを比較することで、どのモデルが最も当てはまるのかを調べて、その結果からもし過去に表面に海があったのなら、その海を形成するような軌道の偏りを知ることが出来る。” 太陽系以外の巨大ガス状惑星の衛星で、表面に亀裂があり内部に海を持つという研究結果もある。また、木星の衛星であるエウロパや土星の衛星、エンケラドゥスの二つの衛星も同様に亀裂を持っている。

カロン2

エウロパやエンケラドゥスの軌道は、それぞれが捕らわれている惑星及び他の衛星との重力の引き合いにより純粋な円軌道とはならず、わずかに偏った楕円軌道となっており、これが潮の満ち引きを生みだし、内部を隆起、沈降させることにより表面に圧力を生じさせ、さらには摩擦により熱を発生させるのである。この潮汐力がエウロパやエンケラドゥスの海の凍結を防いでいると考えられている。カロンの場合、過去に大きな軌道の偏りがあり、大きな潮汐力が生み出されることで摩擦や表面の亀裂が起こっていたと、この研究でわかった。衛星は捕らわれている惑星よりも大きいということは無いと思われる。カロンの場合では質量は冥王星の八分の一程度である。カロンは冥王星表面の巨大隕石衝突後に、通常形成されると考えられる位置よりより内側の軌道上に形成されたと考えられる。巨大隕石衝突後に冥王星表面から飛び出した岩石等は冥王星軌道上に捕らわれた後、自身の引力で互いにくっつき、カロンや他の衛星を形成したのである。

カロン3


”研究結果によると、カロンの軌道の変化、とりわけ偏心率が高い場合は、状況によっては潮汐力により内部に海を形成、保持するのに十分な熱量が得られる場合があったかもしれない”と、前出の
Rhoden氏。

”しかし、海を含む現実的な内部構造モデルを用いると、エウロパで見られるような亀裂を生み出す偏心率(0.01以下)は得られないだろうことがわかった”

液体の水は我々生命の構成要素であるため、エウロパやエンケラドゥスの海で地球外生命体が見つかるかもしれない。一方で、生命の発生、維持にはエネルギーの継続的な供給や炭素、窒素、リンの存在などの様々な条件があるが、これらの海にこの生命発生の条件が整っているのかは未知であり、海の存在自体が生命発生に十分な時間形成されていたのかも未知である。同様の疑問がカロンの氷の下の海にも投げかけられる。

出典:DailyMail

なんだか夢のある話ですね。というよりまたかよ、という感じですか。火星に水の存在の形跡があったから生命がいるのではないか、とか、エウロパに生命がいるのではないか、とかよく聞く話ですが、今回は冥王星の衛星のカロンですか。宇宙戦艦ヤマトでは冥王星にバブルスライムのような生命がいたような気もしますが・・・。

太陽系で地球外生命体のいるといわれている天体をまとめてみました。環境が地球に似ていて最も可能性が高そうなのが火星だと思ったのですが、火星にいる可能性も低そうなので他に期待でしょうか。ジーンダイバーでは、エウロパの氷の下に知的生命体がいて、主人公の唯ちゃんと一緒に宇宙の目と戦っていました。

地球外生命

それはともかく地球外生命体が見つかるといいですね。

ジーンダイバー

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